2011年2月1日火曜日

ミズブキ



ミズブキはゼンマイやワラビより少し遅く採れます。
薄暗い谷あいを好んで生えています。葉が片方にしか付かないので他のものと区別しましょ。
この葉を取り去るのがなかなか大変な作業ですね。地方によってはカタハ、タニフサギなど呼び方も変わります。
熱湯につけるとさーっと綺麗な若草色になり、アクもないのですぐ調理出来ます。

保存法は一般的に塩漬け。
今年は友人から聞いた冷凍で。
さっと茹でたら、食べる大きさに切って1回分づつ小分けして冷凍。
食べる時はそのままお鍋に入れてあげ等と煮れば良いそうです。


普通のきんぴら風炒め煮




一夜漬け風

ミョウガとショウガの千切りとあればワラビと3センチくらいに切って軽く塩をふり、タッパーに入れ、麺つゆでも少々ふりかけて冷蔵庫で一晩おきます。
出来上がったら、白ゴマをたっぷり混ぜて出来上がりです。
お酒のお肴によくあいます。
(ショウガは出来たら新のもの、無ければひねていないものを。ワラビはおひたしで食べる時より少し固めに茹でて、一晩アクだししたものを使います。)

 

 


ピクルス風 or 甘酢漬け風

セロリ、パプリカ(ニンジン、大根、きゅうりなどもO/K)は6~7センチの長さで細く切っておきます。
あれば茹でてアクだししたワラビ、それとサッと湯がいたミズブキを用意します。
深めの容器にびっしり立てて入れ、ローリエ・鷹の爪あるいは粒こしょうなどを入れて酢、砂糖、塩に水を少々加え煮立てて冷ましたものを注ぎます。
冷蔵庫に入れて保存。
これもお酒の肴やパンにあいます。

 


簡単おはぎと牛乳餅



ちぎって黄な粉でも餡でも大根おろしでも、硬くならなくて美味しいです。
日持ちはしません。



材料

簡単おはぎ
  • もち米と白米・・あわせて1カップ
  • 水又は牛乳・・・100cc

牛乳餅
  • もち米・・・・・1カップ
  • 水又は牛乳・・・90cc


作り方

簡単おはぎ

①もち米と白米は水に1時間ほどつけておきます。

②米をざるにあけ水気をきり、耐熱容器に入れ水又は牛乳を加えて電子レンジで6~7分加熱。(分量で加減してください。)

③お好きな硬さにつぶして丸めて、きなこやあんをまぶして出来上がり。

牛乳餅
順序が少し違うだけ。

①もち米を水に漬けておき、ざるにあけ水気をきりミキサーに分量の牛乳と一緒に入れます。

②ミキサーを5分かけたら、耐熱容器に入れて、電子レンジで5分でお餅になります。


  




写真の黄な粉は、黒ゴマ入りなので黄色くみえません。
黒ゴマ黄な粉は粒粒が残ってるのでもう一度カッターにかけて細かくソフトにしておきます。砂糖・塩は適宜お好きな味で。
水でおはぎにした時は、スキム・ミルクを一緒に混ぜておくと栄養満点ですね。



若草色の枝豆餡

柔らかめに茹でた枝豆をからからはずし、砂糖・蜂蜜・熱湯少しとミキサーにかけてあん状にします。
塩茹でしてあるので塩は加えなくても丁度いい味になります。
これはお薦めです。


豆腐白玉



水の代わりにお豆腐と白玉粉を合わせてこねます。あとは、いつもの通り。
食べる直前に氷とキイウィものせ、紫蘇ジュースを薄めずかけて出来上がり。
甘さは作る方によって違うので、もしジュースが甘くなければ、少し蜜をプラスしてください。
白玉は豆腐が入ることで硬くなりにくいのと、ケーキは思うよりしっとり。


黒ゴマ黄な粉ケーキ



友人がいつも作ってくれるバナナジュースに入れる黒ゴマ黄な粉。
これが大豆を炒ってつぶつぶが少し残る程度に仕上げてあるので、香ばしくて美味しい。
それでパウンドケーキの超簡単レシピをパンの先生に頂いたので、応用してみました。
黄な粉の香ばしさで砂糖も控えめ。


材料
  • 薄力粉・・・・・・・・・・150g
  • 黒ゴマ黄な粉・・・・・・・50g
  • ベーキングパウダー・・・・小さじ1
  • 重層・・・・・・・・・・・小さじ1
  • マヨネーズ ・・・・・・・カップ3/4(100g)
  • 牛乳・・・・・・・・・・・カップ1
  • 砂糖・・・・・・・・・・・100g


作り方

①オーブンは200度に暖めておく。

②粉ふるいに薄力粉・ベーキングパウダー・重層を入れてふるっておく。

③ボールにマヨネーズと牛乳を泡だて器でよく混ぜ合わせておく。

④③に粉類を30cm位の高さから一気にふるい入れ、ゴムベラで底から良く混ぜる。

⑤黒ゴマ黄な粉も入れさっと混ぜ合わせたら、型に入れる。

⑥200度のオーブンで5分、180度に下げ20~30分焼く。

⑦竹串を刺して何もついて来なければ出来上がり。
カスピ海ヨーグルトチーズをかけて召し上がれ。



一時期流行った カスピ海ヨーグルト

簡単に作れて酸っぱくないので苦手な方も大丈夫なのでは?新聞に過信は禁物、他の大腸菌などに気をつけるようとありましたね。
出来上がったカスピ海ヨーグルトをキッチン・ぺーパーをしいたざるにあけ、2~3時間以上おくと水気が抜けてクリームチーズ状になります。応用はいろいろ。
私はこれに蜂蜜を混ぜ、ケーキに生クリームの代わりに添えてみました。


イチジクのコンポート・アイスクリーム添え



市販のイチジク、美味しそうに見えて甘みもうすくて、何か物足りない味の時ありませんか?
そんな時は赤ワインとグラニュー糖で煮てみましょう。
皮を薄くむいて半割りにして赤ワインと砂糖を加えて煮ます。
柔らかくなったらイチジクは取り出して、煮汁だけ煮詰めイチジクにかけて冷やします。
今回ワインが無くて、ブルーベリージュースだったので、色があまり綺麗になりませんでしたが、本当はもっといい色になりますよ。

グレープフルーツゼリー



独特の苦味が何ともいえない果物。
今年はよく食べてますが、おしゃれに変身させてみました。

作り方はもう皆さんご存知。
縦半分に切って中をくり抜き、ジュースにして砂糖や寒天を加え冷やし固めたもの。
それを3等分に切ってデザートにどうぞ。


牛乳羹の黒ゴマ蜜がけ


寒くなってくると、牛乳の減り方が遅くなります。
こんな時は寒天で固めてしまいましょう。


材料
  • 寒天・・・1本
  • 牛乳・・・250cc
  • 水・・・・200cc
  • 砂糖・・・70g



作り方

①寒天を牛乳で煮とかして、濾して型に入れて冷やし固めます。

②黒いのは市販の黒ゴマペーストに、夏使ったアイスコーヒーの残りのシロップを加えてシロップを作ります。

③冷えた牛乳羹にシロップをかけて出来上がり。


スイートポテト


いわゆるオーソドックスな焼きスイートポテト

作り方

皮付きのまま良く洗って大きいものは半分に切り、レンジでチン!
良くつぶしたら、お好みの砂糖、牛乳、生クリームを加えてまとめ、卵黄のといたものを塗ってオーブンに。
丁寧にする場合は裏ごしをするのでしょうが、私はそこまでは必要ないかなと思います。
いくつでも食べられますね。





 


前回と同じサツマイモ2種を使って。今度の紫芋は色がやさしくていい感じ。
味もやさしくていくつでも食べられます。
色が綺麗なので喜んでもらえました。


作り方

サツマイモはつぶして砂糖・生クリーム・牛乳少々を混ぜ、やはり紅玉の甘く煮ておいたのを餡にして丸めて、クラッカーの上にのせてみました。
少し甘みが薄かったので、飾りに上からグラニュー糖をかけてあります。
もう一つはお芋を半々にして絞り出してあります。
こちらはリンゴは入っていません。
もう少し山高く絞り出したほうが良かったですね。 


サツマイモの茶巾絞り




作り方

普通にふかしたサツマイモ2種、別々にオリゴ糖など加え甘みを調整しながらつぶし、丸めて中にリンゴ(紅玉)の甘煮にしておいたものを入れます。
紫芋の割合は適当に三分の一くらい。
ガーゼを濡らして固く絞りピンポン玉大くらいの丸めた材料をのせ丸めながらひねって絞ります。
バターやミルクを加えスイートポテトにして焼いてもいいですが、ここは和風にいきましょう。
この場合はリンゴにシナモンは入れずに煮たものを使います。

紅玉のゼリー


ゼラチンを使わず、アガーを使用。
食感はゼラチン風、でも室温で固まり始める寒天と同じ原料でカロリーゼロ。


材料(6個分)
  • 紅玉の甘煮・・・1~2個分
  • アガー・・・・・小さじ3
  • 砂糖・・・・・・60g
  • 水・・・・・・・600cc
  • 赤ワイン・・・・少々


作り方

①アガーと砂糖は良くまぜておきます。

②鍋に分量の水をいれ、アガーと砂糖を入れ良く混ぜながら火にかけます。

③煮立ってからも2~3分かきまぜ、赤ワインを加え火を止めよく混ぜておきます。

④型に紅玉の甘煮を入れ、③の液をひたひたに入れて、少し固まるまで待ちます。
その間も鍋は時々混ぜておきます。

⑤リンゴが動かなくなったら、そーっと残りの液を入れて固まるのを待ちます。

⑥冷蔵庫で冷やして出来上がり。

  




しばらくしか出回らない紅玉。
無くならない内に買って、お砂糖でさっと煮て冷凍保存しておきましょう。
アップルパイ、芋きんとんの中に・・・いろいろ重宝します。
今回は農薬が少ないのを買えましたので、皮ごと煮て見ました。
とても綺麗な色になります。でも食べる時は皮は取ったほうがいいです。
全部むいて皮を一緒に入れて煮ると本などには書いてありますが、このやり方のほうが色は綺麗です。
リンゴが他の品種の場合は、煮た後レモン汁を必ず入れたほうが美味しいです。


皮をむいて、砂糖、白ワインを加えて煮たもの
むいた皮もいれました

柿羹



材料

  • 寒天・・・1本
  • 砂糖・・・80g
  • 水・・・・・500cc
  • 柿ジャム・・・200~300g


作り方
①寒天は良く洗って絞り、分量の水に入れ煮溶かします。

②溶けてきたら砂糖を加え、一度こします。

③もう一度火にかけジャムを加え、あまり煮詰めないで火を止めます。

④少し冷めるまでかき回し続け、型に流しいれます。

これはどのジャムでも使えますが、寒天の時は和風に柿ジャムが1番合います。
砂糖やジャムの量は甘さによって調整して下さい。


黒豆ゼリー



お正月に作った黒豆の煮汁が残ってしまいましたら、是非ゼリーにアレンジしてみてください。



材料
  • 黒豆の煮汁と栗の煮汁・・250cc
  • ゼラチン・・・・・・・・1袋
  • 水・・・・・・・・・・・大匙2
  • レモンか柚子の汁・・・・少々(必ず)



作り方
①黒豆の煮汁や栗の甘煮などの煮汁を鍋に入れ火にかけます。
甘すぎたら水を足して使います。

②火が通ったら、水でふやかしたゼラチンを煮溶かし、最後に柚子の絞り汁を加えて火を止めます。

③容器に黒豆を5粒ほど入れて煮汁を漉しながら入れ、冷蔵庫で冷まします。

④栗も残っていたら飾ります。高級菓子店のは金箔が散らしてありました。
我が家はコーヒー用のクリームをのせただけですが美味しいです。
おしゃれには生クリームなど載せてみてください。


紫芋のムース


牛乳を加える事によって、薄紫のきれいな色合いになり、上に飾った栗と一緒に食べると高級なモンブランと言う舌触り。
ヒット作品でした。
お芋の甘さによって砂糖の量など変えて下さい。


材料
  • 紫芋・・・・・・・400g
  • 砂糖・・・・・・・100g
  • 牛乳・・・・・・・200cc
  • バター・・・・・・20g
  • 白ワイン・・・・・あれば少々
  • ゼラチン・・・・・1袋
  • 水・・・・・・・・大匙2
  • 飾り用に栗の甘煮・・少々



作り方
①紫色のサツマイモは蒸すかレンジで火を通し、裏ごしします。
これは頑張って必ず裏ごししてください。

②鍋に移し、砂糖・バターと牛乳を加えて焦がさないようになめらかにします。
あればワインも加え益

③水を加えふやかしたゼラチンを加えて火を止めます。

④容器に入れて冷やし、クリームや栗を飾ります。
生クリームを搾り出して飾ると綺麗ですが、コーヒー用ので十分でした。


紫芋のレアチーズケーキ




生クリームなどはいっさい使わず、カロリーを押さえています。

18cmの型

材料
一層目
クッキーとバター又はスポンジケーキの残りかカステラ少々

二層目
紫芋・・・・・・・・・300g
砂糖・・・・・・・・・100g
プレーンヨーグルト・・500cc
レモン汁・・・・・・・少々
ゼラチン・・・・・・・7g
水・・・・・・・・・・大匙3

三層目
牛乳・・・・・・・・・300cc
苺・・・・・・・・・・適宜
ゼラチン・・・・・・・8g
水・・・・・・・・・・大匙3




①ヨーグルトはキッチンペーパーを敷いたざるにあけて、2~3時間水切りをしておきます。

②紫芋は蒸してから裏ごしして砂糖を加え、何度か味を見ながら電子レンジで火を通していきます。

芋の甘さによってお砂糖は加減してください。


③ボールに紫芋のペーストと、水切りして柔らかいクリームチーズ状になったヨーグルトと、水でふやかしておいたゼラチン(レンジで溶かします)とレモン汁を少々入れて混ぜ合わせます。

④ケーキ型の一番下に、砕いたクッキーと溶かしバターを合わせた生地を敷くか、カステラを薄く切って敷きます。

⑤次に、③の紫芋ペーストをに流し込みます。

⑥⑤が固まりかけてきたら、温めた牛乳にゼラチンを加え、少し冷ましてから上に流しいれます。

⑤苺を飾り冷蔵庫で冷やして出来上がり。


パンケーキ


ホットケーキの粉を使ってですが、少し工夫をしてみました。



材料
  • ホットケーキの粉・・・200g
  • 牛乳・・・・・・・・・150cc
  • 卵・・・・・・・・・・1個



作り方

これが基本ですが、今回は粉を150gにしてミルクココアパウダーを50g、レーズン、バナナ1本、リンゴの甘煮と洋酒少々をプラス。
しっとりしてこれがフライパンに流し込んで焼いたものとは思えない?
かどうかはわかりませんが、まあ手軽なおやつにはなります。 



ホットケーキの素の作り方
  • 小麦粉・・・・・・・・1kg
  • 砂糖・・・・・・・・・300~400g
  • バター・・・・・・・・1箱
  • ベーキングパウダー・・40g
これをボールの中でサラサラになるよう混ぜ合わせておき、冷暗所か冷蔵庫で保存します。


紫芋お汁粉


何故か紫芋に反応する私・・・。
紫芋アイスクリームを作った残りの芋のペーストがあったのでお汁古風にしてみました。
今回はお餅があったので別に柔らかくして入れてみましたが、普通は白玉団子などもっと上品に見えるのではないでしょうか。色が綺麗ですよ。


作り方

①紫芋の裏ごししたものに適宜、砂糖、水、塩少々を入れて火にかけます。

②葛粉を少量入れてとろみをつけたら、柔らかくしたお餅か白玉をいれて出来上がり。


 



紫芋は今回は種子島産で皮が白っぽい種類で、中の芋の紫色は普通の赤い皮のものより薄め。アイスクリームに加えた場合あまり綺麗な色にはなりませんでしたので、この場合は濃い色の種を使った方はいいでしょ。

ゴーヤの砂糖煮


ゴーヤを沢山いただきます。
ゴーヤチャンプルー、天ぷら、梅肉和え、バナナと一緒にジュース等など
いろいろ調理して食べても美味しいですが、今回はおやつに。
苦いけど甘い・・・食べ始めるとやめられない美味しさです。



作り方

①表面をよく洗ったら半分に切り、種とわたを取り出します。
長いものは4等分、小さめのものは3等分に切り分けてから縦に長く切ります。
この時あまり細くしないで指の太さくらいで。

②全部の重さの半量のお砂糖と一緒に底の広いお鍋に入れて火にかけます。
こがさないように始めは中火以下で、水気がたっぷり出たら中火強で水分が無くなるまで煮詰めます。
この時最後のほうになったら砂糖が焦げださないようによくかき回して様子を見ます。

③出来上がったらオーブンペーパーか包装紙の裏面(つるつるしたもの)等に広げて冷まします。
少量の場合は紙ごと電子レンジで2~3分ずつ何度かかけて乾燥させても良いのですが、私はテーブルに広げて扇風機の風を当ててやります。

④砂糖の付いた所が白くなり、硬くなったら出来上がり。
柔らかい砂糖煮の場合、煮上がって冷めたらグラニュー糖をまぶせばOKなのですが、もう砂糖は使いたくないので乾燥させてバラバラにします。


 

三食餡の白玉団子



作り方

団子

団子の粉を使わず絹ごし豆腐と白玉粉で作りました。
時間がたっても柔らかいのとつるっと入る舌触りがいいです。

三食餡

餡には黄色は普通のサツマイモ・紫色はムラサキイモ・クリーム色は栗と生クリーム。
それぞれ茹でるなり蒸すなりして皮をむき熱いうちに砂糖とほんの少し塩を加えつぶします。
サツマイモ類は裏ごしをして固さを見ながら牛乳を加えて練り上げます。
面倒なら耐熱容器に入れて何度か混ぜながらレンジでチン!
照りが出てきたら出来上がり。

栗は茹でて半分に切って中身を取り出し、つぶして砂糖と栗と同量の生クリームを加えて弱火で練り上げます。
ほんの少しブランディを加えると洋風になります。
栗の場合は裏ごしせずほんの少し粒粒が残っていてもいいでしょう。

他には枝豆のずんだ餡も綺麗です。

ピクニックに持っていったときはタッパーから出して、笹の葉をお皿代わりにすると楽しいですよ。


干し柿のゆずロール


干し柿を沢山作ったのと、頂いた干し柿がたくさんあったので、
一度奈良で懐石お弁当についていたゆず風味のする薄く薄くスライスされた干し柿を真似て作ってみました。
実際は何という名前かも作り方もわかりませんし、もっと綺麗な円形でした(~_~;)
ふっとゆずの香りがして自然の甘さで美味しいですよ。


作り方

①干し柿は少し固めに干したものをへたを取って開きます。
丁寧に種を取り除き、ラップの上に広げます。

②ゆずジャムを塗り、端からきちっと巻いていきます。
ラップの端を絞ってぎゅっとまるめるように落ち着かせます。

③冷蔵庫で2~3日置ますとジャムの水分を吸ってしっとりしてなじみます。
真冬は冷蔵庫に入れなくても良いと思います。

④端から薄くスライスしてお茶受けにどうぞ。


蜜芋の羊羹


種子島の蜜芋が手に入りました。
中がオレンジ色っぽいサツマイモで甘みは強いですね。
優しい甘さのほっとするおやつになります。


作り方

①紅玉リンゴの甘煮を作ります。
リンゴはなるべく農薬の少ないものを選び、
煮るときに皮もいれておくと皮の色が出てピンク色のリンゴの甘煮が出来ます。

②蜜芋は、蒸すか茹でて熱いうちに裏ごしをして、砂糖を甘みを見ながら加えます。

③鍋で寒天液を作り、少し冷ましてから裏ごしした芋に合わせます。

④紅玉リンゴの甘煮を加えて型に入れて冷やして出来上がり。
適当に切り分けて召し上がれ。


 



ぜんまい


ぜんまいには男と女があり、必要なのは女ぜんまいと呼ばれているもの。
これが崖っぷちとかの急な斜面に多く、蕨などのように簡単には沢山採れません。
これも全部採ってしまわず1本は株に残しておきましょう。

写真はちょっとわかりずらいですが、男の方は綿をかぶってるときは薄くなくて丸く厚みがあり、開きかけると写真の左から2本目。
今度もっと良い写真撮ってきますね。

我が家の代表的な味として王座の位置を占めてます。
私たちの採ってきた物を義母が丁寧に干しあげてくれます。
人の集まるときは必ず登場。
ホントおいしいんですよ!



保存法

持ち帰ったらすぐに水に漬けて綿を取り除きます。
乾いてるとなかなか取り難いのです。
ついでに葉になりかける部分も取ってしまった方が後あと楽です。


これを大きななべに湯をわかしワラ灰をあく抜きの為に入れた中にほうり込み、さっとゆでます。


湯から引き上げたらざるなどに広げて干します。
実家の方ではゆでてからワラ灰を混ぜてもみ、干しあげています。
(灰をまぶして干した方が早く乾くそうです。)


これが庭の広い田舎だと、ござなどを広げたところで干すのでしょうが、我が家では写真の通り。
雨が降りそうだとさっとしまえる利点もありますが・・・。


もんではひろげ、だんだんと小さくしていきます。最後には黒い紐のようになってしまいます。
完全に干しあがったら、紙袋にいれて缶なりタッパーなり湿気を避けて保存します。



戻し方

干しあがったもの100gでだいたい5~6人くらいは食べられます。
さっと水洗いしたら大きななべにたっぷりの水と火にかけます。
ぐらぐらと煮立ってきたら火を止めそのまま置くと膨らんできます。
それから何度も水を替えてやります。
きれいになったら笊にあげ、水を切ります。
長いものは2~3等分に、また根元の硬いところが残ってる場合は取り除きます。
油でさっといためたら、お酒、みりん、醤油、砂糖少し、などを入れて煮あげます。
水気が出るので、調味料だけで大丈夫です。
戻した硬さによって、煮る時間は調整してください。