2010年1月1日金曜日

銀の匙

中勘助 著



内容(「BOOK」データベースより)

なかなか開かなかった古い茶箪笥の抽匣から見つけた銀の匙。伯母さんの限りない愛情に包まれて過ごした少年時代の思い出を、中勘助(一八八五‐一九六五)が自伝風に綴ったこの作品には、子ども自身の感情世界が素直に描きだされている。



感想

夏目漱石が高く評価した作品で、子供の世界の描写として未曾有のもので、描写がきれいで細かいこと、文章の響きが良いことなどを指摘してます。
本当の日本の姿を見る思いで読みました。おすすめです。