2010年1月1日金曜日

宮本武蔵(1〜8)

吉川英治 著



内容(「BOOK」データベースより)

野に伏す獣の野性をもって孤剣を磨いた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へと悟達してゆく道程を描く、畢生の代表作。―若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから1年、又八の母お杉と許嫁のお通が、二人の安否を気づかっている郷里の作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。



感想

長くても苦にならない作品というのは、作者の力量がとにかくすごいとしか言えない。
こういう作家がだんだんいなくなってきている。
宮本武蔵の人間性は人生の師となるべきものなのか。