2010年1月1日金曜日

ダ・ヴィンチ・コード(上・下)

ダン・ブラウン 著



内容(「BOOK」データベースより)

ルーヴル美術館館長ソニエールが館内で死体となって発見された。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングドンは、フランス警察より捜査協力を求められる。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描『ウィトルウィウス的人体図』を模した形で横たわっており、さらに、死体の周りには、複雑怪奇なダイイングメッセージが残されていた。館長の孫娘でもあり、現場に駆けつけてきた暗号解読官ソフィーは、一目で祖父が自分だけに分かる暗号を残していることに気付く…。『モナ・リザ』『岩窟の聖母』『ウィトルウィウス的人体図』―。数々のダ・ヴィンチ絵画の謎が導く、歴史の真実とは。



感想

全世界で読まれていて、2006年トム・ハンクス主演で映画になった作品。
本のカバーに「キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた巨大な謎の本流ーー世紀の大問題作!」とあります。
これはキリスト教やその時代からの主にヨーロッパの歴史などについて知らないと本当に理解は難しいかも。
日本人が漠然と思うキリスト教ではなく、各時代に権力を持った者に翻弄され、利用され、真実の姿とは遠い形で現在我々は見ているのかもしれない。
宗教はいつの時代も完全に祈りと心の平和を求めるものの為だけにあったのではないということ、それは日本の古い仏教でも然り・・・中東でも然り・・・。
このような人間を神は何と見ていらっしゃるのか。