2010年1月1日金曜日

沈まぬ太陽

山崎豊子 著



内容(「BOOK」データベースより)

広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。



感想

これも山崎豊子の力作、航空業界と財界、政界,官僚のどろどろした中で翻弄される主人公。
今の外務省や政界の様子を見てるようで、面白くてたまらない。
面白いけど、これが今の日本の現実じゃないかと思うと、うすら寒い気がします。
他にもこの作者は大作を沢山出してますが、すごいというしかない。